PCBは正しく処理する|危険な廃油を見極める

科学

有害物質の現状

企業の急務

グラフ

電子機器には様々なものがある。その中には絶縁油というものを大量に使うものも存在する。それは主にトランス(変圧器)という機械で、多くの状況で必要となる部品だ。そしてその中にPCBという恐るべき毒物が混入している場合がある。 PCBは優れた性質をもつ物質として大量に生産された。その多くは機械の冷却や潤滑油などに使われていた。そして公害の原因物質となるようになった。この毒性は極めて高く、摂取すると急性症状として免疫低下等が起こる。慢性症状には環境ホルモンという恐ろしい害が存在している。これはいくつもの世代に渡って影響を及ぼす可能性のある甚大な毒性なのである。 こうしたPCBを用いた製品を処理することは急務となっている。

広まってしまった物質

他には無い優秀なPCBは数多くの製品に使われてしまった。製品を作るのは何も善人だけではない。そのため、その使用禁止が決定した後でも使用を続けたり、その機械を海外に売り飛ばす、そのまま産業廃棄物として捨てる、ということが横行した。これによりPCBの汚染は決定的となり、現在は世界中でその濃度が高まっている。 主に廃油として見つかるこの物質は大量に存在する。廃油として使用されるぐらいに多くの油を使う機械から検出されるためだ。また、工場用の機械というものは老朽化しても使えてしまう。そのため既に廃油となっているPCBを使い続けてしまうと非常に危険な状態となる。配管から廃油が漏れ出てしまってはもう遅い。それは健康被害を引き起こしてしまう可能性が高いのだ。